MY SOUNDTRACK 2020
2020年、濃い一年でした。ほんとに。
たぶん社会人になって一番充実した一年だったんじゃないかなーと思う。それなりに成果も出せたし、会社として新しい取り組みにもチャレンジできた。繁忙すぎて新しいことなんてやる余裕はなかったし、やれる自信もなかったけど、あのとき社長の前で「俺やります」といえたのはよかったかなと。
今年、会社に投資してもらって一つのサービスをつくりました。よかったら見てやってください。
今振り返って思うのは、とにかくどの場面においても、自分は本当にメンバーに恵まれているなーということ。メンバーの皆様(=その道のスペシャリストたち)が自分の周りにいてくれることで、できる範囲がどんどん広がっていってる。
先に紹介した新サービスだって、メンバーの方々に本当に助けられた。色々と先回りして気づいてやってくれていたり、プロジェクトの動かし方についてアドバイスをいただけたり、こちらの指示に対してしんどい顔ひとつせずがんばっていただいたり…その他諸々。綺麗事とかではなく、本当に感謝しかありません。
なので、もはや自分がどうなりたいかというよりかは、チームや組織をどうすればよくなるかを考えることに、今の自分のモチベーションがあります。
やればやるほど自分自身の課題がみえてきた部分もありましたが、それはきっと今後の伸びしろだということで、、、来年もがんばりますです。はい。
というわけで(全然関係ないけど)、年末恒例の振り返りプレイリストです。今年もまたお気に入りの音楽を一枚のアルバムに見立てて発表させていただきます〜。
※画像は@iro_and_rock さん撮影。使用許可いただきましてありがとうございます!
『MY SOUNDTRACK 2020』
#01. 白日/King Gnu
#02. Letter/SHE'S
#03. 迷える羊/米津玄師
#04. Night Diver /三浦春馬
#05. Time machine/DATS
#06. ヨVE/ROTH BART BARON
#07. SSWB/D.A.N.
#08. hope/マカロニえんぴつ
#09. それでもともに歩いていく /ハンバート ハンバート
#10. I'm/DENIMS
(47min.)
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#01. 白日/King Gnu
(2019/2/22 Release)
King Gnuを初めてみたとき、えらい粋がった若造たちだなーだなんて思っていましたが、曲聴くと普通にかっこいいですね、ええ。掌返すように聴いてます。特にこの『白日』がいい。去年ブレイクした曲なので、まあ取り上げるにしても遅いんですけどね。『小さな惑星』や『三文小説』とも迷ったけど、歌詞の内容的にこっちにしました。それにしてもこれ歌えたら気持ちいいやろーなー。
#02. Letter/SHE'S
(2019/10/21 Release)
この曲も『白日』同様、去年リリースされた曲で、なんなら去年のほうがめっちゃ聴いてたんだけど、去年のプレイリストの世界観には合わないという理由で見送られていたデッドストック曲。ささやくような低い声で始まるAメロもサビも歌詞もすべて良い。ちなみに画像はアルバム『Tragicomedy』。シングルとしてリリースされた曲なのでホントはシングルCDのジャケット画像を載せたいところなんだけど、圧倒的にこっちのアートワークのほうがかっこいい。どことなくコレを彷彿とさせるのよな。
#03. 迷える羊/米津玄師
(2020/8/5 Release『STRAY SHEEP』に収録)
入れるつもりなかったのに、米津。いつのまにか気づいたらクリーンアップの3曲目。でもここに米津さんが入ることでアルバムとしてなんか安定感が増すように思えるのです。この感覚的かつ主観的考察こそ究極の自己満なんですけどもね。ともあれここ6年で5回目の選出です。なんだかんだ選んじゃうという…。
かなりの余談だけど、3年前に書いた記事でミスチルのトリビュートアルバムを妄想でつくったんだけど、そのときに米津玄師に歌ってもらいたいなーと思ったのが「羊、吠える」。なんとなく、「羊」という文字から醸し出される文学的な空気感が似合うよなーと思ってたんだけど、こうして米津さん自身が羊にまつわる楽曲をつくったのをみると、なんだか感慨深いものがあるのであります。村上春樹の読みすぎかね。
#04. Night Diver /三浦春馬
(2020/8/26 Release)
さて、三浦春馬です。特にファンでもなんでもないし、何なら俳優さんが片足突っ込んで音楽活動をやることについては、否定こそしないもののどちらかというと関心をもちづらかったのですが、そんなこと関係なしに「この曲めっちゃかっこいいやん」と思えた曲。亡くなったあとにリリースされた曲で、聴けば聴くほど惜しいなという気持ちが出てくるという…ね。
#05. Time machine/DATS
(2020/9/25 Release『School』に収録)
90年代ロックへの憧憬を描いた曲、らしい。DATSのメンバーにとって90年代は物心がつく前らしいけど、こちとら90年代はドンピシャ世代でございますよ、ええ。だんだん自分より若いアーティストが増えてきて、まあ当たり前なんだけど、あらためてそうか、そうなんだよなーって思う今日このごろ。ってか今気づいたんだが、今年のプレイリスト、ハンバートハンバート以外全員歳下やがな。そうか、そうでしたか…。
#06. ヨVE/ROTH BART BARON
(2020/10/28 Release『極彩色の祝祭』に収録)
この曲と次曲の『SSWB』のもつ空気感が本作の世界観を象徴しています、はい。夜中疲れ果てた帰り道、脳内停止の状況下で垂れ流すような曲。当事者になって感情移入するというよりかは、第三者になってぼーっと流していたい曲というべきか。ちなみにアーティスト名はロットバルトバロン、と読むらしい。読めねえ。
#07. SSWB/D.A.N.
(2016/12/23 Release)
どことなくアンニュイな感じだけど、まあかっこいい大人な曲です。歌詞はあるけど、インストゥルメンタルを聴いてるような感じ。ちなみに曲名の『SSWB』はSuper Shy Without Beer(ビールがないとめっちゃ人見知り)という意味だそう。わかるかい。
#08. hope/マカロニえんぴつ
(2020/4/1 Release『hope』に収録)
ゆずの『虹』の弦楽器を彷彿とさせるイントロで、どことなく壮大な感じのバラードロック(と言えるかどうかは知らんが)。マカロニえんぴつ、昨年に引き続き2年連続の選出です。バンド名ふざけてるけど、やっぱりどうして曲はめっちゃ良い。ほとんどの曲がキャッチーで、口ずさみたくなるような旋律。センスあるなーと思う。
#09. それでもともに歩いていく /ハンバート ハンバート
(2020/10/21 Release『愛のひみつ』に収録)
大人な感じであったかい。ハンバートハンバートの魅力全開な曲。近年、一曲はこういう曲をいれてるような(去年は『僕にとって君にとって』だったなー)。深層心理でほっこりしたいんだろうな、きっと。
#10. I'm/DENIMS
(2020/6/16 Release『more local』に収録)
ラストを飾るのはこの曲、DENIMSの『I'm』。DENIMSは2016年に『わかってるでしょ』で結構ハマって、いいなーと思って密かに目をつけていたバンド。
この曲は、歌い出しでもありサビの頭にある
After all I decided to love myself.
の一文に尽きる。結局こういう自己肯定型の曲に最後は救われるのだと思う。Mr.Childrenでいうところの『CENTER OF UNIVERSE』然り。来年もきっとハードモードなんだろうけど、自分を肯定してなんとかやっていこうぞ、という。
というわけで2020年もあと少し。
皆様、また来年。