MY SOUNDTRACK 2021
一年の最後にすき焼きを食べました。
せっかくだからね、大晦日だし。
少しでも大晦日気分を味わいたくて
スーパーに駆け込んだよ。
今年はガキ使やってないし、
だからといって紅白をみるわけでもなく
なんだか普通の休みの日のような感じだけども。
こうして最後に一年を振り返らないことには
年を越せないわけでして。
さてはて2021の選曲はこちら。
ジャケットは本日の新幹線の車窓より。
『MY SOUNDTRACK 2021』
#01. きらり/藤井風
#02. Tokimeki/Vaundy
#03. BOY/King Gnu
#04. BITTER! /LUCKY TAPES
#05. HOPE/SHIMA.
#06. さびしさ/折坂悠太
(25min.)
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#01. きらり/藤井風
(2021/5/3 Release)
さっき見たら紅白出ててびっくりした。車のCMで聴いていいな、と思った曲。車のCMはだいたいかっこいい曲が多いのよ。
#02. Tokimeki/Vaundy
(2021/9/22 Release)
メロディーセンス抜群ですよ、この人。まだ二十歳なんだってね。すごいわ。これはカラオケで唄ってみたい。
#03. BOY/King Gnu
(2021/12/1 Release)
相変わらずかっこいい曲つくるよね。ジャケットあんまり好きじゃないけど、曲は一目惚れ。ちなみに今年リリースされた「泡」は、入れようかどうしようか最後まで悩んだ。
#04. BITTER! /LUCKY TAPES
(2021/12/24 Release)
黒ラベルをジャケットに持ってくるのはずるいわ。歌詞もふくめていいかなと。もはや甘さよりもビターが好きですよ私は。
#05. HOPE/SHIMA.
(2017/4/9 『HOPE』に収録)
ジャケットの雰囲気もふくめて、すごく好きな曲。Googleでほとんどヒットしないけど、もっと評価されていいと思う曲です。
#06. さびしさ/折坂悠太
(2018/10/3 『平成』に収録)
サントリー天然水CMで聴いて即DL。そういや2016年も宇多田の「道」をDLしたっけな。この人の声、いいね。
というわけで、また来年。
MY SOUNDTRACK 2020
2020年、濃い一年でした。ほんとに。
たぶん社会人になって一番充実した一年だったんじゃないかなーと思う。それなりに成果も出せたし、会社として新しい取り組みにもチャレンジできた。繁忙すぎて新しいことなんてやる余裕はなかったし、やれる自信もなかったけど、あのとき社長の前で「俺やります」といえたのはよかったかなと。
今年、会社に投資してもらって一つのサービスをつくりました。よかったら見てやってください。
今振り返って思うのは、とにかくどの場面においても、自分は本当にメンバーに恵まれているなーということ。メンバーの皆様(=その道のスペシャリストたち)が自分の周りにいてくれることで、できる範囲がどんどん広がっていってる。
先に紹介した新サービスだって、メンバーの方々に本当に助けられた。色々と先回りして気づいてやってくれていたり、プロジェクトの動かし方についてアドバイスをいただけたり、こちらの指示に対してしんどい顔ひとつせずがんばっていただいたり…その他諸々。綺麗事とかではなく、本当に感謝しかありません。
なので、もはや自分がどうなりたいかというよりかは、チームや組織をどうすればよくなるかを考えることに、今の自分のモチベーションがあります。
やればやるほど自分自身の課題がみえてきた部分もありましたが、それはきっと今後の伸びしろだということで、、、来年もがんばりますです。はい。
というわけで(全然関係ないけど)、年末恒例の振り返りプレイリストです。今年もまたお気に入りの音楽を一枚のアルバムに見立てて発表させていただきます〜。
※画像は@iro_and_rock さん撮影。使用許可いただきましてありがとうございます!
『MY SOUNDTRACK 2020』
#01. 白日/King Gnu
#02. Letter/SHE'S
#03. 迷える羊/米津玄師
#04. Night Diver /三浦春馬
#05. Time machine/DATS
#06. ヨVE/ROTH BART BARON
#07. SSWB/D.A.N.
#08. hope/マカロニえんぴつ
#09. それでもともに歩いていく /ハンバート ハンバート
#10. I'm/DENIMS
(47min.)
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#01. 白日/King Gnu
(2019/2/22 Release)
King Gnuを初めてみたとき、えらい粋がった若造たちだなーだなんて思っていましたが、曲聴くと普通にかっこいいですね、ええ。掌返すように聴いてます。特にこの『白日』がいい。去年ブレイクした曲なので、まあ取り上げるにしても遅いんですけどね。『小さな惑星』や『三文小説』とも迷ったけど、歌詞の内容的にこっちにしました。それにしてもこれ歌えたら気持ちいいやろーなー。
#02. Letter/SHE'S
(2019/10/21 Release)
この曲も『白日』同様、去年リリースされた曲で、なんなら去年のほうがめっちゃ聴いてたんだけど、去年のプレイリストの世界観には合わないという理由で見送られていたデッドストック曲。ささやくような低い声で始まるAメロもサビも歌詞もすべて良い。ちなみに画像はアルバム『Tragicomedy』。シングルとしてリリースされた曲なのでホントはシングルCDのジャケット画像を載せたいところなんだけど、圧倒的にこっちのアートワークのほうがかっこいい。どことなくコレを彷彿とさせるのよな。
#03. 迷える羊/米津玄師
(2020/8/5 Release『STRAY SHEEP』に収録)
入れるつもりなかったのに、米津。いつのまにか気づいたらクリーンアップの3曲目。でもここに米津さんが入ることでアルバムとしてなんか安定感が増すように思えるのです。この感覚的かつ主観的考察こそ究極の自己満なんですけどもね。ともあれここ6年で5回目の選出です。なんだかんだ選んじゃうという…。
かなりの余談だけど、3年前に書いた記事でミスチルのトリビュートアルバムを妄想でつくったんだけど、そのときに米津玄師に歌ってもらいたいなーと思ったのが「羊、吠える」。なんとなく、「羊」という文字から醸し出される文学的な空気感が似合うよなーと思ってたんだけど、こうして米津さん自身が羊にまつわる楽曲をつくったのをみると、なんだか感慨深いものがあるのであります。村上春樹の読みすぎかね。
#04. Night Diver /三浦春馬
(2020/8/26 Release)
さて、三浦春馬です。特にファンでもなんでもないし、何なら俳優さんが片足突っ込んで音楽活動をやることについては、否定こそしないもののどちらかというと関心をもちづらかったのですが、そんなこと関係なしに「この曲めっちゃかっこいいやん」と思えた曲。亡くなったあとにリリースされた曲で、聴けば聴くほど惜しいなという気持ちが出てくるという…ね。
#05. Time machine/DATS
(2020/9/25 Release『School』に収録)
90年代ロックへの憧憬を描いた曲、らしい。DATSのメンバーにとって90年代は物心がつく前らしいけど、こちとら90年代はドンピシャ世代でございますよ、ええ。だんだん自分より若いアーティストが増えてきて、まあ当たり前なんだけど、あらためてそうか、そうなんだよなーって思う今日このごろ。ってか今気づいたんだが、今年のプレイリスト、ハンバートハンバート以外全員歳下やがな。そうか、そうでしたか…。
#06. ヨVE/ROTH BART BARON
(2020/10/28 Release『極彩色の祝祭』に収録)
この曲と次曲の『SSWB』のもつ空気感が本作の世界観を象徴しています、はい。夜中疲れ果てた帰り道、脳内停止の状況下で垂れ流すような曲。当事者になって感情移入するというよりかは、第三者になってぼーっと流していたい曲というべきか。ちなみにアーティスト名はロットバルトバロン、と読むらしい。読めねえ。
#07. SSWB/D.A.N.
(2016/12/23 Release)
どことなくアンニュイな感じだけど、まあかっこいい大人な曲です。歌詞はあるけど、インストゥルメンタルを聴いてるような感じ。ちなみに曲名の『SSWB』はSuper Shy Without Beer(ビールがないとめっちゃ人見知り)という意味だそう。わかるかい。
#08. hope/マカロニえんぴつ
(2020/4/1 Release『hope』に収録)
ゆずの『虹』の弦楽器を彷彿とさせるイントロで、どことなく壮大な感じのバラードロック(と言えるかどうかは知らんが)。マカロニえんぴつ、昨年に引き続き2年連続の選出です。バンド名ふざけてるけど、やっぱりどうして曲はめっちゃ良い。ほとんどの曲がキャッチーで、口ずさみたくなるような旋律。センスあるなーと思う。
#09. それでもともに歩いていく /ハンバート ハンバート
(2020/10/21 Release『愛のひみつ』に収録)
大人な感じであったかい。ハンバートハンバートの魅力全開な曲。近年、一曲はこういう曲をいれてるような(去年は『僕にとって君にとって』だったなー)。深層心理でほっこりしたいんだろうな、きっと。
#10. I'm/DENIMS
(2020/6/16 Release『more local』に収録)
ラストを飾るのはこの曲、DENIMSの『I'm』。DENIMSは2016年に『わかってるでしょ』で結構ハマって、いいなーと思って密かに目をつけていたバンド。
この曲は、歌い出しでもありサビの頭にある
After all I decided to love myself.
の一文に尽きる。結局こういう自己肯定型の曲に最後は救われるのだと思う。Mr.Childrenでいうところの『CENTER OF UNIVERSE』然り。来年もきっとハードモードなんだろうけど、自分を肯定してなんとかやっていこうぞ、という。
というわけで2020年もあと少し。
皆様、また来年。
MY SOUNDTRACK 2019
どうもこんにちは。
すっかり年一回大晦日にしか更新しないブログになってしまいました。
さて今年も発表します、一年の振り返りプレイリストです。
題して『MY SOUNDTRACK 2019』。
『MY SOUNDTRACK 2019』
#01. どういたしまして/東京カランコロン
#02. トリコになれ/マカロニえんぴつ
#03. イエスタデイ/Official髭男dism
#04. GOOD NIGHT BABY /あいみょん
#05. 雀ノ欠伸/Saucy Dog
#06. ワンダーランド/サカナクション
#07. Neighbourhood/米津玄師
#08. パプリカ/Foorin
#09. DANDAN /THE YELLOW MONKEY
#10. 僕にとって君にとって/岩崎愛
#11. HERO/Mr.Children
#12. ありがとさん/スピッツ
(50min.)
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#01. どういたしまして/東京カランコロン
(2017/10/4 Release『東京カランコロン01』に収録)
一曲目を飾るのは2年連続選出の東京カランコロンさん。
MVみてると気分がノッてくる、なんだか楽しい一曲。
演奏しているメンバー自身も楽しそう。
ライブだったら絶対みんなで「どういたしまして!」って声そろえるんやろなー。
ちなみに同アルバムに収録されている『ビビティバビティ』もかなり最高。
【10/4 ON SALE!!】東京カランコロン「どういたしまして」MV
#02. トリコになれ/マカロニえんぴつ
(2019/2/13 Release『LiKE』に収録)
歌詞の言い回しとかすごくセンスあるし、メロディもキャッチー。
バンド名もふくめて世界観がポップで若いけど、脱帽モノです。
最初の歌い出しの「あんたがたドコさfromかー わさきcity」って絶対噛むけど
練習して歌いこなしたくなる類の魅力を感じる。
もっといろんな曲聴いてみたいバンドです。
って書いてたらYouTubeで速攻見つけた『レモンパイ』。これも最高やん。
#03. イエスタデイ/Official髭男dism
(2019/10/9 Release『Traveler』に収録)
今年は若手バンドをめっちゃ聴いた年でした。
歌詞に共感するというかは、まあ聴いててなんかええ曲やなっていう
それくらいのライトなスタンスですが。
でも若手バンドのなかでも今もはや代表格なんとちゃいますか、髭男。
だって「ひげだん」って打ったら一発変換で「髭男」って出るんですよ?
それくらいメジャーってことですよね。まあたしかに聴きやすい。
時流に沿って選んでみた一曲。
Official髭男dism - イエスタデイ[Official Video]
#04. GOOD NIGHT BABY /あいみょん
(2019/2/13 Release『瞬間的シックスセンス』に収録)
最近は一曲単位で音楽をダウンロードするのが普通になってるなか
アルバム一枚を通して聴き込んだ数少ない作品。
同アルバムに収録の『ら、のはなし』と相当迷ったけど、こっちにしました。
グッドなイヤーにしたいよ 来年は。ベイベー。
あいみょん - GOOD NIGHT BABY【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
#05. 雀ノ欠伸/Saucy Dog
(2019/6/19 Single Release)
吉田兼好の徒然草の序談をテーマにした随筆ナンバー。
平成乱世から少し離れて自分のことを見つめ直してみようぜ
っていう「明日もまたがんばろやソング」の一角です。
ええ、そういうの好きですよ。毎年一曲は入ってる気がします。
Saucy Dog自体はよく知らなかったんですが
最近お世話になってる近畿大学の今年の学園祭ライブが彼らだったらしく
学生たちはサウシー、サウシーと言うてました。
どうやら若者たちの間では有名なようです。
Saucy Dog「雀ノ欠伸」Music Video -徒然草 序段の再解釈-
#06. ワンダーランド/サカナクション
(2019/6/19 Release『834.194』に収録)
本プレイリストの潮目となるナンバー。
次曲以降は若さ、勢い、甘酸っぱさがなくなるのでね。
歌詞はありますが、ほとんどインストゥルメンタルのような役割。
最後のノイズはちょっとなげーな、と思ったりしますが
さすがはサカナクション。かっこいい音楽つくるよなー。
あと、だれかアルバムタイトルの意味おしえて。
#07. Neighbourhood/米津玄師
(2017/6/21 Release『ピースサイン』に収録)
地元の友人に勧められて聴いて、速攻でスタメン入りした一曲。
カップリング曲にして至高の名曲ですこれ。
低音ではじまってサビで想いがこみあげるこの感じ…
「卒業の歌、友達の歌。」を思い出さずにはいられない(あれもカップリング曲だし)。
米津め、やはり音楽センス抜群だ。
#08. パプリカ/Foorin
(2018/8/15 Single Release)
昨日、レコ大で大賞とってましたね。
まあそれはさておき、この曲は名曲よね。
保育園でやってるらしく、うちの子もサビ流れたらちょっと反応します。
米津本人が唄ってるやつより、こっちのほうが個人的には好きかな。
米津さん、自分が唄うときなんかクセ出してない?
会社の後輩の結婚式でも余興で子どもたちが唄ってた、なんだかほっこりするナンバー。
<NHK>2020応援ソング「パプリカ」ダンス ミュージックビデオ
#09. DANDAN /THE YELLOW MONKEY
(2019/10/30 Single Release)
続いてはTHE YELLOW MONKEY。結成30周年ソングらしいです。
バンドメンバーと純粋に音楽を楽しんでる雰囲気が伝わってきてすごく惹かれる。
ピロウズのような、自分たちがまずは楽しむというスタンス。すばらしい。
30年選手になったとき、自ら仕事に楽しんで取り組んでいる自分でありたいと願う。
THE YELLOW MONKEY – DANDAN (Official Music Video)
#10. 僕にとって君にとって/岩崎愛
(2012/9/12 Release『東京LIFE』に収録)
僕にとって幸せってなんだろう
君にとって幸せってなんだろう
「おかえり」と言える人がいること
「ただいま」と言える人がいること
どらやき半分コできること
一日の終わりの乾杯すること
くだらないことのなかに 幸せは詰まっている
もう、歌詞に尽きる。やさしい唄声。
#11. HERO/Mr.Children
(2002/12/11 Single Release)
ここにきてこの曲を選ぶことは自分のなかでは意味が大きくて。
発売して17年経った曲ですが(そんな経ったんかい)、
歌詞の意味を噛み締めて聴くようになったのは最近で。
10年前、雑誌『MUSICA』で桜井さんが2000年代で思い入れのある2曲のうちの一曲にあげていたこの曲ですが
ようやくその意味がわかった気がする。遅いですけど。
まあだって、この曲聴いてたの高校生のときですから。
僕の手を握る少し小さな手
すっと胸の淀みを溶かしていくんだ
これな。
#12. ありがとさん/スピッツ
(2019/10/9 Release『みっけ』に収録)
本作のラストを締めくくるのはスピッツ。
一曲目の対となる存在として、どうしてもこの位置に置きたかったっていうアレです。
これぞスピッツという淡くて味のある一曲。
いつか常識的な形を失ったら
そん時は化けてでも届けよう ありがとさん
この辺の言葉のチョイスが実にスピッツ。好きだわー。
ってなわけで2010年代も今日でおしまい。
いろいろ課題がてんこもりの2019年でしたが、
それもまた飛躍のための壁ということにしておきましょうかね。
仕事は大変ですが、たのしいです。
ではでは!
MY SOUNDTRACK 2018
『MY SOUNDTRACK 2018』
やめちゃうのもいいやめなくたっていい巻き戻せないから、日々は愛おしいドントルックバック!
MY SOUNDTRACK 2017
雄大な景色をイメージさせるインスト曲。静かに始まって次第に盛り上がっていく構成で、そのまま次曲「ヒカリノアトリエ」へとつながっていく…っていう設定。ジャケットが丹下紘希氏っぽくてそこにも親和性を見出してる的なね。
本作のリードナンバー。「過去は消えず未来は読めず不安がつきまとう」と唄いながらも、それでも前を向こうぜっていういつもの桜井さん節が沁みる。森本千絵さんアートワークによる世界観、物語がやっぱり素敵。
妄想トリビュート、前編。
2017年5月10日、
50曲ですって。50曲。
新曲とかアレンジバージョンもなく50曲とはなかなか勇気あるな
そもそもベストアルバムって、
でね。本題です。ふと思ったのが、どうせアニバーサリーやるんなら、
そうだ。トリビュートアルバムだ。
ここで一つ妄想をかきたててみた。もし自分がMr.
いやもうマジで悩んだよこれ。
同じような趣味を持つ人は是非トライしてみてください。
小一時間真剣になりますから。
それでは発表します。最初にいっておきますがDisc2枚組です。
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Mr.Children 25th Anniversary トリビュートアルバム
「Thanksgiving -Tribute Gift-」
Disc1
#01 GIFT/BUMP OF CHICKEN
#02 花 -Memento mori-/トータス松本
#03 通り雨/ゆず
#04 LOVEはじめました/宇多田ヒカル
#05 天頂バス/奥田民生
#06 もっと/GOING UNDER GRAUND
#07 傘の下の君に告ぐ/斉藤和義
#08 虜/椎名林檎
#09 I wanna be there/桑田佳祐
#10 忘れ得ぬ人/小田和正
Disc2
#01 旅人/スピッツ
#02 東京/KANA-BOON
#03 羊、吠える/米津玄師
#04 LOVE/YUKI
#05 進化論/くるり
#06 I’LL BE/the pillows
#07 ハル/salyu
#08 隔たり/吉井和哉
#09 しるし/石井竜也
#10 空風の帰り道/今井美樹
以下、勝手気ままなライナーノーツ。
#01 GIFT/BUMP OF CHICKEN
どんなアーティストにトリビュート参加してほしいかなって考えた
#02 花 -Memento mori-/トータス松本
地味に本作唯一のミリオンセラーシングル。
#03 通り雨/ゆず
ゆず、意外とミスチルと共演してるんですよね。
#04 LOVEはじめました/宇多田ヒカル
この組み合わせ、個人的には結構アリなのではと。
#05 天頂バス/奥田民生
これはもう絶対合うでしょ。
#06 もっと/GOING UNDER GRAUND
GOING UNDER GRAUNDに「東京」という名曲がありますが、
#07 傘の下の君に告ぐ/斉藤和義
ミスチルとの関連性でいうと「歌うたいのバラッド」
#08 虜/椎名林檎
椎名林檎には、
#09 I wanna be there/桑田佳祐
ここで大御所桑田さん。ap bank fesで披露された「innocent world」の音源化という選択もありましたが、
#10 忘れ得ぬ人/小田和正
桑田佳祐同様、apの「Tommorow never knows」を音源化したいけど、この「忘れ得ぬ人」
というわけでdisc2のライナーノーツは後編にて。
「一曲単位で音楽を買うなんて邪道」という主張について
iTunes Storeで手軽に一曲単位で音楽を購入できるようになってからは、CDを買ってた頃と比べると、新しい音楽に手を出す敷居が随分と低くなったように思う。J-ROCK中心だった自分もJAZZやら洋楽やらといろんなジャンルの音楽に手を出すようになった。
ただそんな風潮のなかで、先日昔からの友人が「一曲単位で音楽を買うなんて邪道や。アルバムという一つの作品なんやから通しで聴かんと」などと主張しておりまして、これが妙に頭に残っているのであります。
アーティストはアルバム制作の際、だいたいの場合、コンセプトを考えて制作しているかと思う。アルバムを通じてひとつの世界観やメッセージを伝える…だとか。それに合わせて曲順なんかも色々考えてるはず。
自分も毎年の年末は、その一年のふり返りとなるプレイリストをつくったりしてるのだけども、自己満の世界とはいえ、それなりの時間を費やして考えるもの。なぜこの曲をチョイスしたのか。この曲の終わりからこの曲につなげたらハマるんじゃないかとか、アルバムをつくる上では色々と作り手の意図があると思うのですよ。
先の友人の主張は「どうせ音楽を聴くんだったらそういう制作者のこだわりまでちゃんと見ようぜ」っていう類の発言であり、これには自分も完全に同意するわけなのであります。
でも実際問題、アルバムまるごと購入せずに、その中の気になる曲だけをピックアップして買って聴いていたりする。その背景には、「気軽にダウンロードして買うことができるようになった」ことがまあ当然大きな要因なのだけど、それ以外にも音楽の聴き方自体が変化してきていることも関係しているように思う。
そう、ずばりApple Musicの存在ですよ。「For you」で自分好みのプレイリストを作成してくれたり、季節や時期に応じてタイムリーなコンセプトでプレイリストを提供してくれる。たとえば最近だと『新年の誓い:J-ROCK』っていうプレイリストがリリースされていて、「フレッシュな気持ちで新年の誓いを立てたいときのために、心機一転したい思いや次のステップへと向かう決意を込めた楽曲」が集められている。これがなかなか気分とマッチしたものになっていて心地いい。
他にもステーション機能を使えば、自分の嗜好に合った曲をランダムでどんどん流してくれるので、この一年で新たに聴くようになったアーティストは数知れず、という状況。
とどのつまり最近では、ライブラリからアーティストを選んで聞く、というスタイルではなく、ステーション機能かFor youで紹介してくれるおすすめプレイリストを聴くというのがメインになってきているというわけです。
そんなこんなで、アルバム作品という形で音楽鑑賞することが少なくなったと。自分で探して音楽を手に入れるのではなく、キュレーションされたものを受容していく感じですかね。その結果、“狭く深く”から“広く浅く”にどんどんシフトしていってる。
それ自体は別に悪いことではないし、まあ便利になっていってるんで良い流れだとは思うんですけどね。結果、アルバムに込められた作品の意図にふれることがなくなってきているのは、少々複雑なのです。
友人との間でも「このアルバムが名作だよね」とか、そういう話題が減っていってるのも少し寂しい。そもそも自分の嗜好に合った曲でプレイリストを用意してくれる機能(Geniusやステーション)が充実しすぎて、「聴き方は人それぞれ」が前提になってきているのも要因かもしれない。
CDがなくなったら、もっとこのモヤモヤは加速するのかもなーなんて思いつつ。本日はこれにて。